胡蝶の夢

 5月中旬、今年も十勝地方では、オオバナノエンレイソウの白い花が野を賑わせています。白くて大きな花びらが、蝶が舞っているように見えるので、荘子の『胡蝶の夢』というタイトルをつけました。司馬遼太郎も、『胡蝶の夢』という作品で、陸別町を拓いた関寬斎を描いています。

 ここ帯広市野草園では、オオバナノエンレイソウのほかにも、シラネアオイ、ニリンソウ、サクラスミレなどが咲いています。これから7月にかけてが、花を楽しむのに最も良い季節です。

2021年05月15日