その手で希望の光を消さないで

 先月、俳優の三浦春馬さんが自殺をするという悲しい出来事がありました。日本では、統計上、年間2万人以上の方が自殺で亡くなっていますが、この数値は氷山の一角であり、実際はもっと多いと思われます。今後、コロナ禍による失業や倒産が本格化すれば、自殺者が増加することが危惧されます。

 この世に命を与えられ、両親を始め多くの方々に支えられて生きてきたのです。どんなに苦しくても、自殺をしてはいけません。苦しみを通して魂を向上させることが生きる目的なのです。どんな厳しい状況になっても、希望を持って諦めずに生きていれば、必ず未来は開けてくるのです。神様は、その人が背負えない重荷を課することはしません。だから、その手で希望の光を消さないでください。

<大雪山の夏>




2020年08月05日