冬の野付風連自然公園①オオワシ

 ラムサール条約にも登録され、延長28㎞にわたる砂嘴である野付半島や、ハクチョウの飛来地として有名な風連湖などを有し、独特の景観と多様な動植物を見ることができる野付風連道立自然公園。1月下旬、この地を訪ねました。

 今回は空の王者、オオワシを紹介します。冬鳥として渡来しますが、風蓮湖では1月から2月にかけて、地元の漁師さんなどがエサを与えているので、オジロワシやオオワシが魚を取り合う、迫力のある姿を見ることができます。両者を比較すると、オオワシの方がやや大きく、嘴が大きいのが特徴です。オオワシの大半は、春になると北へ帰りますが、オジロワシの方は道内に残るものも多く、通年観察することができます。

2023年02月09日