北太平洋シーサイドライン(後編)

 北海道を代表するシーサイドドライブといえば、ひとつは石狩浜から稚内に至る日本海オロロンライン。ここは、美しく青い海と夕日、そして利尻島の雄姿を楽しめます。稚内から知床までのオホーツクラインは、穏やかなオホーツク海と流氷や、夕日と朝日の両方を堪能できます。

 今回、紹介しているシーサイドライン(釧路市、厚岸町、浜中町、根室市)は、海を間近に見ながら走る部分は少ないのですが、青い空と緑のコントラストが美しい道路を走ります。そして、所々で荒々しい太平洋の海や岬が現われますが、(納沙布岬以外は)駐車場から岬が見えず、数分から数十分かけて歩く必要があり、秘境の雰囲気を醸し出しています。

<撮影場所:根室市 落石岬、納沙布岬>

2022年08月25日